【ゆんたくげんた】私が「実現できる」と言える理由 | 手取り2倍の道筋

いつもお読みいただき、ありがとうございます。
前号では、「#ふやす、げんた。」の4つの約束をお伝えしました。
その後、日頃から応援してくださっている方から、率直なご指摘をいただきました。
「手取りを2倍にふやす」は、考え方や根拠の説明がまだ追いついておらず、夢物語と受け取られかねない、というものです。
応援してくださっているからこその厳しいお言葉だと、ありがたく、そして身の引き締まる思いで受け止めました。
今号は、4つの約束の最初にある「手取り」に絞って、私の考えをじっくりお話しさせてください。
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【なぜ、手取りは増えてこなかったのか】
前号では、ひとりあたり県民所得が全国で最も低い水準にとどまっている現状を、数字でお伝えしました。
今号は、その数字の裏側にある構造の話から始めさせてください。
観光や開発でにぎわいが生まれても、その恵みの少なくない部分は島の外へ流れていく。
一方で、渋滞や物価高といった負担は、県民が日々引き受けている。
そう感じている方は、少なくないと思います。
私も、同じ問題意識を持っています。
街のにぎわいが手取りにつながる実感がないのは、働く皆さんの努力が足りないからではありません。
恵みが島の中で循環しきれていない、構造の問題です。
この構造を変えないかぎり、手取りは増えません。
だから私は、4つの約束の最初に「手取り」を置きました。
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【「2倍」が指すもの】
「手取りを2倍にふやす」がめざすのは、「ひとりあたり県民所得」を、いまの約232万円(令和5年度)から500万円の水準へ引き上げることです。
もちろん、簡単な目標ではありません。
ただ、近年の沖縄の名目成長率は約4.7%まで来ています。
物価上昇分を含む数字ではありますが、沖縄経済に伸びる力があることは確かです。
この伸びを、物価に食われる伸びではなく、手取りの実感につながる伸びに変えていく。
ゼロから描いた夢物語ではなく、いまある伸びを、政策の力でもう一段引き上げる。
そういう挑戦として、この目標を設定しています。
同じ方向を見ているのは、私だけではありません。
経済界が中心となって描くこれからの沖縄の成長戦略、GW2050 PROJECTSでも、ひとりあたり県民所得を500万円以上に引き上げることが目標として掲げられています。
経済界が描く沖縄の将来像と方向を同じくするこの目標を、いかに早く実現できるか。
そこが問われていると考えています。
私は、できるだけ早くこの水準に近づけるよう、全力を尽くします。
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【2つのエンジンで実現する】
道筋は、大きく2つです。
1つ目のエンジンは、稼ぐ力をふやすことです。
中小企業のデジタル化やAIの活用を支援して生産性を高め、観光をはじめとする既存産業の高付加価値化を進めます。
さらに、観光・健康・環境・海洋・起業の「新5K経済」で新しい産業の柱を育て、経営や観光、最先端の技術を実践的に学べる機会を広げます。
これは、GW2050 PROJECTSで掲げている、これからの沖縄の成長産業の考え方とも合致するものです。
あわせて、企業が上げた利益が、働く人の給与にしっかり回る。
そうした分配の改善にも取り組みます。
2つ目のエンジンは、手元に残るお金をふやすことです。
保育料ゼロ、教育費ゼロ、給食費ゼロの完全無償化を加速して、家計から出ていくお金を減らします。
あわせて、消費税や社会保険料の引き下げを、国に対して求めてまいります。
稼ぎを増やすことと、出ていくお金を減らすこと。
この両輪で、給与明細と家計の実感を変えていきます。
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【絵空事にしない土台があります】
この道筋は、ゼロからの出発ではありません。
沖縄には、県民の皆さんとともに描かれた「沖縄21世紀ビジョン」をはじめ、歴代の県政が積み上げてきた計画と社会基盤の土台があります。
うるま市の沖縄IT津梁パークにはIT企業と人材が集まり、恩納村のOIST(沖縄科学技術大学院大学)は研究の質で世界的に高い評価を受け、沖縄市コザの一番街は「スタートアップ商店街」と銘打って若い挑戦者を迎えています。
芽は、すでに島のあちこちに出ています。
この土台と、GW2050 PROJECTSという民間の推進力を、国の制度と予算を引き出す力で、実行の段階へと引き上げる。
総務省や復興庁で、国の法律や制度、予算を動かす仕事に携わってきた経験は、そのためにあります。
ピーク時から半分以下になっているハード交付金を国との交渉で立て直し、経済を支えるインフラを着実に整備する。
企業のDXや設備投資に対しての支援制度や新たな産業における企業誘致を進めていく。
ここが、私の持ち場です。
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【説明を、続けます】
ご指摘のとおり、こうした考え方がまだ十分にお伝えできていないことは、私の課題です。
今後の政策発表や討論、日々の発信の中で、根拠と道筋をどなたにも分かりやすくお示しできるよう、説明を続けてまいります。
子育て支援、家族時間、観光消費の約束についても、順次、同じようにお答えしていきます。
決戦の日まで、2か月を切りました。
これまで県内をくまなく回り、沖縄の課題を間近に感じるとともに、沖縄の可能性も再認識してきました。
課題を解決し、可能性を伸ばし、みんなが希望をもてる社会をつくっていく。
そのためにこれからも全力で走ってまいります。
よりよい沖縄のビジョンを描くために、厳しいご意見も含めて、率直な声をお寄せいただけることが、政策を磨く何よりの力になっています。
これからも、どうぞ忌憚のないご意見をお聞かせください。
立場を超えて、沖縄をひとつに。
沖縄を、前に。
次号も、「まもる・ひらく・つなぐ・ふやす」について、引き続きお伝えしてまいります。
古謝げんた
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